性欲減退は半日断食ではなく小食によるものでした

ここまで半日断食を続けてきました。

その中で、性欲が減退してきたと話しましたが、その性欲には波があって、ある規則性がありました。

それは、食事の量でした。

 

半日断食は毎日遂行してきましたが、食べる量自体は腹7分目に済ませられた時もありましたが、我慢できずお腹いっぱいまで食べた日もありました。

お腹一杯食べた日とその翌日は性欲がとても強くなるし、性欲を発散しようとした時もフニャッとなることはありませんでした。

ここまでやってきて、半日断食くらいでは性欲が減退することはほとんど無く、食事の量で性欲が左右されるんだということに気付きました。

 

食事量自体が少ないと性欲も湧かない、食事をいっぱい摂ると半日断食を毎日していても性欲は十分すぎるほど湧くということですね。

 

これはやはり、「お腹一杯になる=食べ物が十分にある」と脳が判断する、遺伝子レベルで組み込まれているのでしょうか。

 

昔は今みたいに女性が妊娠しても、赤ちゃんが生まれてからも安定して食べ物が得られるわけではなく、狩猟をする男性陣が獲物をとってくることができなければ食べる物がない時代でした。

 

なのでせっかく妊娠しても死産になってしまったり、無事に生まれてきてくれても食料が無くて餓死してしまうということも決して少なくなかった。

 

だから、お腹いっぱいになれるくらい食べ物があるこの状況なら子作りをしても大丈夫、母体や生まれてくる赤ちゃんも食べる物がある、というように判断される、逆に食べ物が少ないと、今子作りをしても母体が食べ物を満足に得られない=無事に赤ちゃんが生まれてこられないかもしれない。

 

また、赤ちゃんが無事に生まれてきても食べ物がない環境だと生きていけない、だから食べ物がない状態だと性欲が湧かないのかもしれませんね。

 

今みたいな飽食の時代はごくごく最近の話で、何百万年もの間、人類は飢餓と隣り合わせの生活をしてきたわけだから、そういうふうに遺伝子に組み込まれてもおかしくない、というか、そのほうが理にかなっているように思えます。